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大瀧賢治から皆さんにお願い
我が国の自動車産業は経済の基幹産業として2輪4輪を含め戦後、素晴らしい発展を遂げてきました。特に輸出産業として海外に たくさんの車両を送りだし、アジア諸国の発展には大変貢献しております。ですが、利便性とは裏腹に使い方によっては 凶器にもなり交通事故という悲しい現実も起こります。そして、親を失った、アジア諸国のたくさんの交通遺児達は教育どころか 食べるということにもこと欠き、その結果非行・犯罪に走ることも多々あります。自動車輸出産業を担う国民として、 我々日本人は彼らに支援をさせていただき、交通事故の撲滅にNGOとして機能を果たすことが望まれています。 アジア諸国の交通事故発生状況は18カ国で年間35万件ありその内の死亡事故は約18,000人と推測され、死亡事故のうち 親や親権者が亡くなった人数は約8,000人以上と推測されています。8,000人から推測して子供が最低2人いたとしても 16,000人以上の子供が一年間に交通遺児となっている現実があります。この数字は古いものでは1992年からのアジア諸国の 警察の交通死亡資料等をひも解いて近年の車両輸出台数、各国の二輪・四輪の保有台数に照らし合わせて数字ですので、 現状はもっと数字が多い可能性が大です。アクタスはこの現状をとらえ、一人でも多くの子供たちに、食料と教育と夢を与え、 立派な社会人になってもらいたいと思い、活動を続けております、と共に交通事故を一件でも減少させるためにアジア諸国で 安全運転のレッスンを開催しております。 世界どこの国の子供にも将来の夢や希望があります。でも自分が作った原因ではない交通事故で夢や希望が叶えられない子供が 我々の住むアジア諸国にはたくさんおります。そんな子供たちに少しでも私達が支援と協力の手を差し出して、 将来素晴らしいスポーツ選手、研究者、国の指導者などが育ってくれたら望外の幸せです。我々がいつも心掛けているのは 「〜してあげる」ではなく「〜させていただく」という心です。 バンコク市内の南、タイの母なる河と呼ばれるチャオプラヤ河(メナム河)がシャム湾に注ぐ河口から28kmほど上流にある この国の最大の貿易港、クロントイ港の近隣地区に港湾局の土地を不法占拠してできた、バンコク最大規模といわれるスラム 「クロントイ・スラム」という地区があります。トタン屋根に廃材を使って建てられたバラック小屋が密集し約8万人が 住み着いている地区です。ここの子供たちの多くは、さまざまな理由で義務教育を受けることができないどころか。住宅登録や 出生届すらももちあわせておらず、そして経済的にも貧しい人達が多く、識字率は当然低い。このような子供たちのなかには 勿論交通遺児の子供たちもたくさん含まれております。 そして1995年1月17日AM5:46にあの忌わしい阪神・淡路大震災が起きました。このような状況のクロントイ・スラムの住民の 間で阪神・淡路大震災のための募金がおこなわれ一人一人が3円、5円の募金をして義援金1,120,000バーツ(当時のレートで 約450万円)が集められ2月1日にタイのトロントイ・スラムの皆様からの「あたたかい心」が神戸に届けられました。 あたたかい人々からの恩は、日本人として何倍もの心を添えてお返ししたいと当会は考えております。 日本には数々の素晴らしい交通遺児支援体制と支援する方々がいらっしゃいますが、アジア諸国では全くといってよいほど 支援体制が無いのが現状です。そのためにもアジア諸国の交通遺児のために、たくさんの方に力を貸していただきたいと 願っております。そして交通事故の撲滅活動とアジア諸国の交通遺児の支援にご協力ください。今はまだ小さな力ですが、 アジア交通遺児援助協会(アクタス)はアジア諸国の交通遺児の力になりたいと願っています。子供たちのために政治や文化や 宗教の違いなど、さまざまな壁を乗り越えて活躍したいと思っておりますので、ぜひとも皆様が会員に登録していただき、 ご協力いただければ幸いです。 詳しくはサイトをご覧ください。 |